社員とサッカーJ2
昼は一日引越し前の準備をしてた。 はたきと塵取り。 大量のゴミを分別し、袋詰め。 新しい事務所に持っていく前に雑巾がけ。 敷金が帰ってきますように♪と祈りながらの壁の汚れ掃除。 たまには真面目な話。 会社の成長期は社員が退社することは当たり前の話だ、 というような説をコンサルのおっさんから聞いた。 レベルの高い人員を4,5人入社させれば、 かならず2,3人はこぼれ落ちていくのだという。 社員一人でも辞めさせてたまるか!原理主義の俺としては、 最初はとうてい納得できる話では無く聞き流そうと思った。 しかし、例としてプロサッカーチームの話が出てきて なるほどとうなずくことになった。 地域リーグやJFLあたりからプロ化を目指すチーム。 最初は元J2あたりの選手と、それまで一緒にやってきた選手の混成部隊になる。 こうした元Jの選手がレギュラーを占めてしまうため、 元から居た選手達は居場所を失っていく。 そしてチーム力はアップし、順位はあがる。 次にチームはJFLからJ2へと向かう。 そこでも沢山のJ1の選手達が加入し、レベルの高い外国人が加入してくる構図は変わらない。 むしろそれはエスカレートする。 そうなると元からいた選手ばかりか、 数年前にJ2から入った選手達もそろそろ椅子が無くなって来るのだ。 強くなるとはそういうことなのだ。