Persi と フレディ
英国軍人とペルシャ系妻との間に生まれたとされる、フレディ・マーキュリー。
本当はインド人だそうな。
実際のプロフィールは、ゾロアスター教信者のペルシャ系インド人の両親の元、
英領ザンジバルで生まれ、その後インドのボンペイで育ち、後に英国へ移住したようだ。
さて、このペルシャ系インド人というルーツだが、実はこれが非常に面白い。
彼らゾロアスター教徒であるペルシャ系インド人は、
Persiと呼ばれるインドの中の特権階級である。
彼らは元々ペルシャ(現イラン)にいた。
ゾロアスター教は、そこにあった最古の宗教であり、
ユダヤ教やモスリムの概念にも影響を与えている。
神の復活や、天使、救済などといった概念はすべてここがルーツなようだ。
その後、モスリムの拡大により、ゾロアスター教信者は迫害を受け改宗を迫られる。
彼らは追い立てられるように船で海を渡り、インドへと辿り着く。
当然インドにはヒンズー教があり、異教徒は好まれない。
そこで彼らは、現地のマハラジャに対して
「決して布教はせず、他宗教や他民族との結婚はしない(教徒は増やさない)」
という約束をする。
これは現在も厳密に守られている。
そのためか、インドの中で彼らPersiは異例ともいえるほど白い。
当たり前である。ペルシャ人なんだから。
その後、この白人の如き外観が当時の英国の目に留まる。
よくある話だが、白人に近い外観の彼らを重用することで
タミール系インド人との間で軋轢を起こさせようと狙ったらしい。
しかしながら温和で争いを好まない彼らと、
彼らをある種尊敬していた現地タミール人との間では争いなど起きなかった。
彼らはその後、英国からの重用でインドの貿易のすべてを掌握し、
莫大な富を得るようになる。
そしてインド経済を席巻し、一大勢力を築く。
その一例がタタ財閥。
裕福な彼らは、ゾロアスターの教えもあり、現世を楽しみ、常にチャレンジを恐れず、
他宗教のように「神のおぼしめし」とすべてを投げ出す事もしない。
実に勤勉で有能な連中だったらしい。
余裕があるし、楽しむことが大好きだから、
経済界以外にも彼らはどんどん進出していった。
その代表がかの偉大なる指揮者Zubin Mehta。
ボリウッド(インド映画のハリウッド)との結びつきも深い。
ボリウッドで美男・美女役と言えば彼らPersiの独壇場らしい。
アガシやシェールもPersiのようだ。
裕福で勤勉な民族だけに、現代の彼らの抱える問題もおよそインドらしく無い物である。
なんと少子化に悩んでる。
他民族との結婚はいまだに厳禁だから(インドに住む限りの話ではあるが)、
人口は減少するばかり。
長くなったから続きはまだにしよー
追記1
フレディファンでインド映画マニアの人によれば、彼のステージ感ってのは、ボリウッドそのものだと。
言われてみれば確かに歌い踊る一人マハラジャ状態がフレディのような気もせんでもないっす。
追記2
当時の英国ロックは白人オンリー。
たった一人の黒人のソリストは、かのジミ・ヘンドリックスだけだったそうです。
それに大いに影響を受けたフレディは、それまでの真面目だった姿を捨てて、
自己表現に走り始めたという説もあります。
でも、まず初めはジミヘンのファッションのコピーからだったらしいです。
信者の家に育ったことは間違いないとは思うけど、信者だったかどうかは?
かもしれません。何しろ火葬というのがひっかかるんです。
ゾロアスターは、火や水を神聖視してるのでそれに死者を触れさせることはしないのですよ。
そこらへん???なんです。
本当はインド人だそうな。
実際のプロフィールは、ゾロアスター教信者のペルシャ系インド人の両親の元、
英領ザンジバルで生まれ、その後インドのボンペイで育ち、後に英国へ移住したようだ。
さて、このペルシャ系インド人というルーツだが、実はこれが非常に面白い。
彼らゾロアスター教徒であるペルシャ系インド人は、
Persiと呼ばれるインドの中の特権階級である。
彼らは元々ペルシャ(現イラン)にいた。
ゾロアスター教は、そこにあった最古の宗教であり、
ユダヤ教やモスリムの概念にも影響を与えている。
神の復活や、天使、救済などといった概念はすべてここがルーツなようだ。
その後、モスリムの拡大により、ゾロアスター教信者は迫害を受け改宗を迫られる。
彼らは追い立てられるように船で海を渡り、インドへと辿り着く。
当然インドにはヒンズー教があり、異教徒は好まれない。
そこで彼らは、現地のマハラジャに対して
「決して布教はせず、他宗教や他民族との結婚はしない(教徒は増やさない)」
という約束をする。
これは現在も厳密に守られている。
そのためか、インドの中で彼らPersiは異例ともいえるほど白い。
当たり前である。ペルシャ人なんだから。
その後、この白人の如き外観が当時の英国の目に留まる。
よくある話だが、白人に近い外観の彼らを重用することで
タミール系インド人との間で軋轢を起こさせようと狙ったらしい。
しかしながら温和で争いを好まない彼らと、
彼らをある種尊敬していた現地タミール人との間では争いなど起きなかった。
彼らはその後、英国からの重用でインドの貿易のすべてを掌握し、
莫大な富を得るようになる。
そしてインド経済を席巻し、一大勢力を築く。
その一例がタタ財閥。
裕福な彼らは、ゾロアスターの教えもあり、現世を楽しみ、常にチャレンジを恐れず、
他宗教のように「神のおぼしめし」とすべてを投げ出す事もしない。
実に勤勉で有能な連中だったらしい。
余裕があるし、楽しむことが大好きだから、
経済界以外にも彼らはどんどん進出していった。
その代表がかの偉大なる指揮者Zubin Mehta。
ボリウッド(インド映画のハリウッド)との結びつきも深い。
ボリウッドで美男・美女役と言えば彼らPersiの独壇場らしい。
アガシやシェールもPersiのようだ。
裕福で勤勉な民族だけに、現代の彼らの抱える問題もおよそインドらしく無い物である。
なんと少子化に悩んでる。
他民族との結婚はいまだに厳禁だから(インドに住む限りの話ではあるが)、
人口は減少するばかり。
長くなったから続きはまだにしよー
追記1
フレディファンでインド映画マニアの人によれば、彼のステージ感ってのは、ボリウッドそのものだと。
言われてみれば確かに歌い踊る一人マハラジャ状態がフレディのような気もせんでもないっす。
追記2
当時の英国ロックは白人オンリー。
たった一人の黒人のソリストは、かのジミ・ヘンドリックスだけだったそうです。
それに大いに影響を受けたフレディは、それまでの真面目だった姿を捨てて、
自己表現に走り始めたという説もあります。
でも、まず初めはジミヘンのファッションのコピーからだったらしいです。
信者の家に育ったことは間違いないとは思うけど、信者だったかどうかは?
かもしれません。何しろ火葬というのがひっかかるんです。
ゾロアスターは、火や水を神聖視してるのでそれに死者を触れさせることはしないのですよ。
そこらへん???なんです。
コメント
コメントを投稿